2025.9.1 五島市の浮体式洋上風力発電所見学
異常気象が続いています。8月中旬の熊本での豪雨により被害は、山間部の農地や繁華街では、地下で営業していた店舗が大きな被害を受けました。農地の被害、店舗被害への手厚い行政からの補助が望まれます。
異常気象による温暖化の影響で、超自然的な現象が生じているとも言われています。温暖化対策は喫緊の課題となっています。自分自身でできる身の回りの対策、国を挙げての対策そして地球規模の対策が望まれます。SDGsの理解と実施が必要であると感じます。
今年の3月に、熊本県中小企業家同友会の仲間と五島市の浮体式洋上風力発電所を見学訪問しました。五島市は、浮体式洋上発電に力を注いでおり、総務企画部、未来創造課 ゼロカーボンシティ推進班を設置し、島外からの見学者を受け入れ、説明会を行っています。
浮体式の洋上風力発電所は、漁業権の関係で当初は建設が危ぶまれましたが、漁業協同組合との話し合いにより建設が進みました。設置後、思わぬことが起こったそうです。浮体式ですから海中に躯体が沈んでいます。その周りにフジツボが付き、魚の漁礁の役割をしており、躯体を固定している大きな鎖の穴はイセエビのマンションと化しており豊富な魚の群生も生じているとのことでした。元漁協長は、海の牧場を構想していると将来像を語っていました。
温暖化対策の一環として特筆すべき事象です。
様々な温暖化対策、自らできることをやる。温暖化対策をしている企業を積極的に応援していきましょう。
2025.8.7 心豊かに成長するために
ポール・ゴーギャンが描いた「我々はどこから来たのか 我々は何者か 我々はどこへ行くのか」という絵がありますが、このテーマは永遠のテーマであり、私たちが生きる上で考え行動すべきものであると共感します。
今年は築地小劇場が創立されて101年です。築地小劇場は土方与志、小山内薫によって1924年に開設されました。建物は1945年3月の東京大空襲で焼失しましたが、それまで日本における演劇の黎明から発展を支えた劇場で、かの小林多喜二の葬儀を行った場所でもあります。
演劇を演じそしてそれを観る行為は、人間のみが行う表現(文化)活動です。心の豊かさを醸成する上でなくてはならないと思います。
心に余裕がないと「日本人ファースト」などの排他的な攻撃的な行動が支持されてしまいます。
幸せとは何か、豊かさとは何かを求められる社会の実現のためには、それぞれが「我々はどこから来たのか?我々は何者か?我々はどこへ行くのか?」を考え行動したいものです。演劇を観るのもよし、映画を観るのもよし、文化的な趣味を持つのもよし。人間として豊かに成長するためには何があるのか考え行動したいものです。
2025.6.4 備蓄米放出をうけて
九州南部が梅雨入りとの事、蒸し暑い日が続くことが予想されます。それでもこの時期の雨は植物を育てる恵みの雨でもあります。雑草の繁茂には閉口しますが・・・
米不足が続いています。備蓄米5sが2,000円と安さを喧伝しています。古古古米までも同額とはいかがなものかと思います。3年以上も経過している米は飼料米としての扱いだったそうで、値段も5s892円程との事だったとの事、小泉農林水産大臣のパフォーマンスを報道し続けるマスコミとても違和感を覚えます。それもこの差額1,108円は販売価格で実際の農家への支払いには回らないそうで、農家の再生産のラインは下回っているとの事です。
もともと米不足を招いているのは現政権の貧困な農業政策の結果といわれてもいます。減反政策、米の自由化、農業所得補償の撤廃などなど・・・
食料は自給が出来ないと大変なことが発生すると懸念されています。農業生産人口を増やすための抜本策が今こそ最大限に必要ではないかと思います。
JAも内部改革は必要ではと思いますが、株式会社化による民営化は郵政の二の舞となるのではと懸念します。小泉氏の行動をしっかり見守っていく必要があるようです。
先先月から始めたジム通いは何とか続けています。上半身を鍛えるマニュアルのみですが、20分間7種類のコース。腹部の出っ張りは凹んでいませんが、上半身の筋肉はついてきているような気がします。休むことが続くとAIによる伝言メールがきます。予定を立てて実践しようと・・・
続けることが次へつながると実践しているところです。
2025.4.1 令和の百姓一揆?
春爛漫。桜の開花宣言からその満開まで4日ほどだったそうです。その後、寒さが続いて今年の桜の見ごろが延びていると聞きます。春は心が華やかになり良い季節です。
このような中、3月28日ミャンマーで大地震が発生し大きな被害が生じています。被災された方々にお見舞いを申し上げます。
報道を見ますと、地震に対応していない建造物の被害が目につきます。災害に対しての予防処置、準備そして国の住民重視の政策が世界的に望まれていることを感じます。
さて、巷では令和の百姓一揆?何やら仰々しい行動が行われています。東京では農業用の大型機械が公道を闊歩したと聞きます。このところの物価高は目に余るものがあります。特に野菜をはじめ食品関係の値上がりには主婦層が大きな怒りを持っていることを感じます。これに対しての示威行動のはじまりです。
3月30日に全国に呼応して熊本で行われた令和の百姓一揆。スタンディングが14時から15時までありましたので、冷やかしで見に行ったところ列に誘われましたので参加しました。それぞれの参加者が自由にアピールする掲示板を掲げてのスタンディング、通りがかりの人からの声掛けもありました。
主食の米も品不足と値上がり、飲食業の中には米の確保が出来ないとの情報も聞きます。
1918年に富山の主婦の米の安売りなどを求める運動から全国に広がった米騒動。これを彷彿させる令和の百姓一揆?全国に広がりを見せています。治めるには政府の国民生活重視の大転換が必要と思います。
私事ですが、3か月ごとに通院している熊大病院の主治医から、「体重増ではないか、検査結果が少し悪い方に出ているので対策が必要。」との注意を受けました。その通り体重が2キログラムも増加していたのです。歩くことや体を動かすことが必要であるとは認識していながら一人では行動をサボっている私、一念発起AIで個人の運動マニュアルを診断し、最適な運動を提供してくれるフィットネスジムに入会しました。4回までは有人による指導がなされます。24時間制で、顔認証で施設への出入りが可能で自由に機械が利用できるところです。
褒め上手なアドバイザーの指導に、心地よくついていけています。この指導を離れて一人になっても続けていくぞと決意しているところです。半年後にはスリムな体型で健康数値も上がっているかな、乞うご期待!
2025.2.9 主体性の重要性
被災された地域の人に心よりお見舞い申し上げます。この異常気象は人間の生業にも関係しているようです。
≪ 楽しむ。お前が何とかするのだ。ベストを尽くす(尽くした上での失敗ならしょうがない)≫
試合に負けた後
新年あけましておめでとうございます。
最近は冬の到来はまだかと疑問を持つような温暖な日が続いています。このような時期は寒波がひどくなるのではと思います。寒波の襲来にそなえて健康に気をつけて参りましょう。
さて、この頃SNS利用による選挙がかなりの影響を与えていることが報道されています。東京都知事選挙では、無名の泡沫候補(?)の石丸伸二氏が次点の躍進で脚光を浴びました。兵庫県知事選挙では、兵庫県議会全会一致で辞職勧告を受け辞職した前知事の斎藤元彦氏が大方の予想を覆し当選しました。この二つの選挙ではSNSによる影響が大でありました。
しかし、このフィーバーも時間が経つにつれ本質が暴露されてきています。斎藤氏は告発を受け公職選挙法違反で辞職の憂き目にあります。兵庫県知事選挙で活躍したSNSの社長は身の危険を感じて警察に相談しているそうです。
広く知らしめる方法としてのSNSはとても良いツールで企業の利用も大変多くなってきています。果たしてそれで良いのかと私は疑問を持ちます。
中身が本物でないとやがては逆効果で信用を落としてしまうこととなります。
企業は、自らの社会的な位置を認識し、社会的に必要な企業となることを目的とすべきです。そのために、企業理念、事業計画、経営方針の三つを備えた「経営理念」を作成し、企業経営に当たることが必要です。存続する企業、社会からも社員からも認識される経営に向かって、新年度も励みましょう。
2024.10.3 人間尊重の経営(ISOから学んだもの)
ISO全盛期の時代私の会社でも多額の費用と日時をかけてその認証を取りました。仕事の流れをシステム化し、TB表でその管理をする。これはとても良い方法でISOから離脱した現在もTB表管理は続けています。
ある時の監査時に監査官に対して次のような質問をしました。その応答は次の通りです。
Q:会社経営において社員が間違いを起こした場合にその間違いを理由にして給与査定をして良いか?
A:絶対それをやってはいけない。なぜなら、間違いを犯した社員はそれを隠そうとする。そうなると折角の正すチャンスを見逃してしまうこととなる。
ISOの監査員からの指摘を受け目から鱗が落ちる思いをした覚えがあります。
人間で構成している会社ですから、どんなに気をつけていても、ミスを起こすことはあり得ます。
このミスがなぜ起こったのか原因を追究し、総括し、次へ活かす。それを構成員皆で共有する。これこそ会社発展の基礎と思います。
トーマスエジソンは「失敗は成功のもと」と言ったとされていますが、実はそうではなくて、
エジソンは次の言葉を残しているそうです。
「失敗なんかしちゃいない。うまくいかない方法を700回見つけただけだ。」
電球の発明に700回を要したときの彼の発言だそうです。
過去の出来なかった方法は失敗ではなくて、次へ進む方法を見つけたのだとの前向きに未来を志向する姿勢にはとても共感を覚えます。
最近では未来創造理念を据えた経営を行っている経営者が見かけられます。
大手企業でも若い社員は、理想が共感できないと高額の給料を受け取っていても退社するそうです。人間性が尊重される企業経営が志向されているのではないかと思います
「人間尊重の経営」を実践していきたいものです。