所長コラム
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2025.4.1 令和の百姓一揆?
 
 春爛漫。桜の開花宣言からその満開まで4日ほどだったそうです。その後、寒さが続いて今年の桜の見ごろが延びていると聞きます。春は心が華やかになり良い季節です。

 このような中、328日ミャンマーで大地震が発生し大きな被害が生じています。被災された方々にお見舞いを申し上げます。

報道を見ますと、地震に対応していない建造物の被害が目につきます。災害に対しての予防処置、準備そして国の住民重視の政策が世界的に望まれていることを感じます。
 
 さて、巷では令和の百姓一揆?何やら仰々しい行動が行われています。東京では農業用の大型機械が公道を闊歩したと聞きます。このところの物価高は目に余るものがあります。特に野菜をはじめ食品関係の値上がりには主婦層が大きな怒りを持っていることを感じます。これに対しての示威行動のはじまりです。

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30日に全国に呼応して熊本で行われた令和の百姓一揆。スタンディングが14時から15時までありましたので、冷やかしで見に行ったところ列に誘われましたので参加しました。それぞれの参加者が自由にアピールする掲示板を掲げてのスタンディング、通りがかりの人からの声掛けもありました。

主食の米も品不足と値上がり、飲食業の中には米の確保が出来ないとの情報も聞きます。

1918年に富山の主婦の米の安売りなどを求める運動から全国に広がった米騒動。これを彷彿させる令和の百姓一揆?全国に広がりを見せています。治めるには政府の国民生活重視の大転換が必要と思います。

 
 私事ですが、3か月ごとに通院している熊大病院の主治医から、「体重増ではないか、検査結果が少し悪い方に出ているので対策が必要。」との注意を受けました。その通り体重が2キログラムも増加していたのです。歩くことや体を動かすことが必要であるとは認識していながら一人では行動をサボっている私、一念発起AIで個人の運動マニュアルを診断し、最適な運動を提供してくれるフィットネスジムに入会しました。4回までは有人による指導がなされます。24時間制で、顔認証で施設への出入りが可能で自由に機械が利用できるところです。

褒め上手なアドバイザーの指導に、心地よくついていけています。この指導を離れて一人になっても続けていくぞと決意しているところです。半年後にはスリムな体型で健康数値も上がっているかな、乞うご期待!


2025.2.9  主体性の重要性

 昨年の夏の酷暑、今年の冬は大雪と異常気象が続いています。
被災された地域の人に心よりお見舞い申し上げます。この異常気象は人間の生業にも関係しているようです。
このような未曽有の災害にどのように対応すべきか、過去の経験だけでは対応出来ないことも多々あるのではないかと思います。
 先日、サッカー元日本代表監督岡田武史氏の講演で、人間が経験したことがないような災害、例えば砂漠地帯のドバイでの大洪水などは、今まで起こったことのない地域での災害でした。その際の人間の主体的な行動がその対策に大きく作用したとの事です。
 最近話題となっているZ世代。この世代は、自分自身の個別のことにこだわり全体のことを考えられない世代である。これでは先が思いやられるなどの意見が散見されます。はて、そうでしょうか、これは独自性があるということであり、これで良いのではないか、独自の考えを持つことは大事である。との話から始まり、行動には3つの問いがあるとして次のような項目を上げられました。
@Enjoy  AOur team BDo your best
 ≪ 楽しむ。お前が何とかするのだ。ベストを尽くす(尽くした上での失敗ならしょうがない)≫
人が本来持っている力を引き出す。そのためには、主体性を大事にする事が大切であり様々な事象に対応できる。
 この主体性を尊重するお国柄として次の例を挙げました。

試合に負けた後
・日本:あの時なぜシュートしなかったのか?こうすればよかったのにと反省と原因追及をする。
・ドイツ:とても頑張ったね、ベストを尽くしたねとハーグする。

この違いは、ミスしたらどうしようかと考えこみ行動を控えることにつながるのが前者で、まず行動(トライ)して、もしミスして負けたらその時に考える。が後者になる。
とても意味深い話で共感を覚えました。
基本は人間性の尊重にありますが、主体性を大事にすることを意識して行動したいと思います。
 
2025.1.1  年末年始のご挨拶

 新年あけましておめでとうございます。

 最近は冬の到来はまだかと疑問を持つような温暖な日が続いています。このような時期は寒波がひどくなるのではと思います。寒波の襲来にそなえて健康に気をつけて参りましょう。

 さて、この頃SNS利用による選挙がかなりの影響を与えていることが報道されています。東京都知事選挙では、無名の泡沫候補(?)の石丸伸二氏が次点の躍進で脚光を浴びました。兵庫県知事選挙では、兵庫県議会全会一致で辞職勧告を受け辞職した前知事の斎藤元彦氏が大方の予想を覆し当選しました。この二つの選挙ではSNSによる影響が大でありました。

 しかし、このフィーバーも時間が経つにつれ本質が暴露されてきています。斎藤氏は告発を受け公職選挙法違反で辞職の憂き目にあります。兵庫県知事選挙で活躍したSNSの社長は身の危険を感じて警察に相談しているそうです。

 広く知らしめる方法としてのSNSはとても良いツールで企業の利用も大変多くなってきています。果たしてそれで良いのかと私は疑問を持ちます。

 中身が本物でないとやがては逆効果で信用を落としてしまうこととなります。

 企業は、自らの社会的な位置を認識し、社会的に必要な企業となることを目的とすべきです。そのために、企業理念、事業計画、経営方針の三つを備えた「経営理念」を作成し、企業経営に当たることが必要です。存続する企業、社会からも社員からも認識される経営に向かって、新年度も励みましょう。



2024.10.3  人間尊重の経営(ISOから学んだもの)

 ISO全盛期の時代私の会社でも多額の費用と日時をかけてその認証を取りました。仕事の流れをシステム化し、TB表でその管理をする。これはとても良い方法でISOから離脱した現在もTB表管理は続けています。

 ある時の監査時に監査官に対して次のような質問をしました。その応答は次の通りです。

 

Q:会社経営において社員が間違いを起こした場合にその間違いを理由にして給与査定をして良いか?

A:絶対それをやってはいけない。なぜなら、間違いを犯した社員はそれを隠そうとする。そうなると折角の正すチャンスを見逃してしまうこととなる。

 

ISOの監査員からの指摘を受け目から鱗が落ちる思いをした覚えがあります。

 人間で構成している会社ですから、どんなに気をつけていても、ミスを起こすことはあり得ます。

 このミスがなぜ起こったのか原因を追究し、総括し、次へ活かす。それを構成員皆で共有する。これこそ会社発展の基礎と思います。

 トーマスエジソンは「失敗は成功のもと」と言ったとされていますが、実はそうではなくて、

エジソンは次の言葉を残しているそうです。

「失敗なんかしちゃいない。うまくいかない方法を700回見つけただけだ。」

 電球の発明に700回を要したときの彼の発言だそうです。

 過去の出来なかった方法は失敗ではなくて、次へ進む方法を見つけたのだとの前向きに未来を志向する姿勢にはとても共感を覚えます。

 最近では未来創造理念を据えた経営を行っている経営者が見かけられます。

 大手企業でも若い社員は、理想が共感できないと高額の給料を受け取っていても退社するそうです。人間性が尊重される企業経営が志向されているのではないかと思います

「人間尊重の経営」を実践していきたいものです。

                                              




 




 
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